大学の先生には、科研費は取れたのにJST、NEDO等の「補助金が取れない」という先生が少なくなく、2年も3年も狙った補助金に不採択が続いている先生も珍しくありません。
 一方で、毎年のように補助金を活用し、研究を進展させている先生もいます。

 良く研究テーマの優劣を言う先生もいますが、私は研究テーマは関係ないと考えています。なぜなら研究テーマ自体の優劣をつけることは不可能だからです。さらに不採択申請書を拝見すると、目も当てられない状況であることが多いのです。つまり補助金の「書き方」で解決できる可能性が多いのです。

 補助金は出来レースだ、だから自分は取れないと、どこまで本気かわかりませんが相談を受けたり愚痴を聞いたりしたことも、5回や10回ではきかないと思います。こちらも不採択申請書を拝見すると、同じです。やはり「書き方」で解決できる可能性が多いのです。結局、先生の周りには補助金申請書の書き方を支援する体制が脆弱なことが原因と感じるのです。

 ある大学で工学部を中心とする3学部、220名の教員にアンケートを取ったことがあります。先生は大学を異動している経験があるので、大学ごとの支援体制にも違いがあることがわかりました。支援体制があるといっても、形式的なものにとどまっていることが多いようでした。先生の中には「支援はあるが形式的なもので役に立っていない」と厳しいものもあれば、「フィードバックが欲しい」「改善提案が欲しい」といった積極的な要望も少なくありませんでした。科研費との違いについても、薄々感じていたが明確にはわからないので知りたいといった声も複数ありました。お困りの先生が少なくないことが顕在化した瞬間でした。

 やる気のある先生方が、補助金が取れずに研究が停滞しているのであれば先生の損失であり、大学の損失であり、そしてそれらは国家の損失であることに間違いはありません。少子高齢化が加速するなかで国の経済力を維持していくためには、大学の役割は今以上に大きくなっていくと思います。特許は先願主義ですし、良い技術シーズや研究シーズをお持ちであれば、補助金を活用して研究を加速し、社会実装を目指して欲しいと思います。

 もし、先生が補助金の不採択を解決したいのであれば、当社の約20年の経験とノウハウを活かした補助金申請支援サービスを検討してみませんか。
 バリっとした分かりやすい申請書を書くことができるノウハウが身に付きますので、採択の可能性も高まると思います。